2018年09月14日
今週の注目疾患 平成30年・36週(2018/9/3~2018/9/9)
【風しん】
2018 年第 36 週に県内医療機関から 27 例の風しんの届出があった。
第 34 週分の遅れ報告1 例も加わり、2018 年の累計は 123 例となった。
うち 120 例は第 27 週以降に届け出られた症例であり、第 30 週に届出数急増後、週当たりの届出数は非常に多い状態が続いている。
第 27 週以降に届け出られた 120 例について、性別は男性 98 例、女性 22 例である。
男性は 40 代(41 例)の届出が最も多く、次いで 50 代(26 例)、30 代(14 例)、20 代(14 例)と続く。
女性は 20 代(8 例)が多い。
ワクチン接種歴は 1 回(6 例)、無し(28 例)、不明(86 例)であった。
今後も県内で風しん患者の発生が予想され、先天性風しん症候群の発生防止のため、特に、妊娠を希望される女性や抗体を保有しない妊婦と同居されている方、妊婦と接触する機会の多い方(医療従事者等)で、予防接種を必要回数受けていない方は、かかりつけ医などに相談の上、抗体検査や予防接種を検討しましょう。
【千葉県感染症情報センターより参照】
(平成30年9月12日更新)